北九州でマグロを食べるなら絶対にここ!マグロ料理専門の気晴れ屋
北九州市小倉北区。
本州と九州を繋ぐ玄関口として古い時代から栄え、近代では八幡製鉄を中心とした沢山の工場が軒を構え、日本の巨大工業都市として繁栄してきた。また、九州各地で採掘された上質な石炭の消費地としても有名であり、その石炭で得た炎により工場群は長きにわたり炉を燃やし続けてきた。
現代においては工場は縮小傾向にあり、工業都市と言うイメージは少しずつ変わりつつある。
ところで隊長、なぜ今回のレポに参加しないんじゃ?
えっ、あっ、いや。マスターさんの実家にいたぬいぐるみ達が探検隊に参加を希望してたじゃない。今日は新人研修よ!(ぶるぶる)
そうか。ネットで福岡県は修羅の国と揶揄されておるから怖いんじゃな。今はヤクザの闘争も落ち着いてきているのでそこまで怯えなくても大丈夫じゃがな。まあ、今日は研修するとして、明日の博多探索は出てくるのじゃよ。
ここが小倉駅。新幹線、JR九州、モノレールの3路線が乗り入れる北九州最大の駅で新大阪駅のように、駅に直結で繋がっているホテルを完備している。
承知のとおり、北九州には日本最大の武闘派と恐れられた指定暴力団の本部があり一時は福岡県内に本部を構える敵対暴力団との闘争が絶えなかったことから街の治安は大きく悪化し、いつしか「修羅の国」と呼ばれるようになってしまった。闘争が続いた当時は街の至る所に警察官がいたが、多くの幹部が逮捕された今となっては落ち着きを取り戻しつつある。まあ、元北九州市民である私に言わせれば本当に修羅なのは小倉でも博多でもない地域の事なのだが・・・。
気晴れ屋は九州では珍しいマグロ料理専門店!
前置きが少し長くなってしまったけど、ここからが本題。
九州に住んだことがある人ならばわかると思うが、九州はマグロを食べる文化があまりない。マグロが水揚げされる漁港から離れているため、良いマグロが手に入らないため、九州の人間にとってはマグロはあまり馴染みのない魚。
そんなマグロ料理を専門に扱っているのが、マスターが北九州にいたころい常連だった「気晴れ屋」さん。
雰囲気は看板に偽りなく、大衆居酒屋と言った気取らずワイワイ楽しめる。
まずは定番のフライドポテト。銀色の皿に乗ってくるところが昭和チックで良い雰囲気。こういう古い時代をほうふつとさせる演出、好きなんだよね。
そして、今回、気晴れ屋を訪れた最大の理由。それがこのマグロの盛り合わせ。東京よりも金額は高めの設定だけど、北九州でマグロは手に入りにくい上にマグロ料理を扱う店はほとんどない状況なので妥当と言える。
九州の居酒屋はビール以外には焼酎ばかりと思われがちだけど、気晴れ屋は違います。獺祭を始め、多くの地酒を取り扱っているのも嬉しいところ。美人店員さんがその場でついでくれるのも昔堅気で嬉しい演出の1つ。
日本酒の有名銘柄は一通りそろっている。
最近は、日本酒度がプラスで切れている甘口タイプが流行ってるけど、やっぱり地酒の本領は辛口だよね。
そうじゃのう。
甘口タイプはフルーティーな口当たりが女性向きで、吟醸酒に通じるところがあるからのう。精米歩合や酒米、杜氏の技量によって日本酒はまるで味が変わるけど、バランスよく作るにはやっぱり辛口有利なのは今も昔も変わらんね。
刺身以外にもマグロ料理が充実していて、カブト焼とか珍しい料理もこの店では食べられる。
こちらは日本酒で作った気晴れ屋オリジナルカクテル。日本酒ベースはカミカゼが有名だけど、このカクテルは強い炭酸にレモン系リキュールで仕上げるさっぱり系カクテル。その名も「力水」。
マグロをあまり食べない土地で、あえてマグロに挑戦する気晴れ屋は本当に貴重な居酒屋。雰囲気も良く、飲み会以外にもデートなどでも使う事ができ、さらにお財布にも優しい。珍しい居酒屋なので、気晴れ屋の事は頭に入れておくときっと役に立つはずです。
店舗紹介 ケロちゃんにおまかせ
こにゃにゃちはー!
今回は、マスターはんが北九州市に住んでいた頃に常連だった居酒屋、「気晴れ屋」や。
確かに東京より金額は少し高いかもしれへんけど、これだけ鮮度が高く美味しいマグロを提供してくれる店は九州では珍しいんやで!
気晴れ屋は大衆居酒屋と冠しているので、お値段も手ごろなので普段使いのお店にピッタリや!
治安問題も最近は解決しつつあるので夜遊びも安心やで!
【店舗データ】
気晴れ屋 京町店
住所:福岡県北九州市小倉北区京町4丁目4−22
電話番号:093-541-0960
ちなみに、今回マスターはんが訪れたのは京町店や。気晴れ屋は小倉駅にほど近い平和通りにも店舗があるで!
コメント